乳児期の子育て|赤ちゃんとの生活で感じる悩みと支援

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乳児期の子育て支援・育児支援

乳児期とは?

What is Infancy?

乳児期とは、0歳から1歳半までの赤ちゃんの時期です。
人生の土台となる「基本的信頼」を育む重要な時期とされています。

乳児期乳児期

基本的信頼感とは

赤ちゃんが「この世界は安全で、自分は愛されているんだ」と感じる安心感のことです。言葉が話せない赤ちゃんは、泣くことで不快や不安(お腹が空いた、抱っこしてほしいなど)を訴えます。その訴えに周囲の大人(親御さん)がすぐに応えてあげることで、この信頼感が育まれます。

佐々木正美先生の視点

児童精神科医の佐々木先生も、この時期は「子どもが望むことを、望むだけ叶えてあげる(過保護にする)ことが、のちの心の自立へとつながる」と、無条件に応えてあげることの大切さを強調されています。

佐々木正美先生に関してはこちら

乳児期にみられる悩み

Common Concerns During Infancy
桑野瑞恵 医師

多くの親御さんが直面する、代表的なお悩みには以下のようなものがあります。

育児の進め方への不安

育児の進め方への不安な両親
  • 「泣き止まない」「寝てくれない」が続き、自分の育て方が悪いのかなと自分を責めてしまう。
  • 離乳食や授乳の量が適切かどうか、周囲と比べて焦ってしまう。

周囲からの言葉による迷い

周囲からの言葉による迷いに悩む両親
  • 「泣いてすぐ抱っこすると、抱き癖がついてワガママになる」と言われ、どうすべきか分からなくなる。
  • 少し放っておいた方が自立心が育つのでは、という意見に惑わされる。

親御さん自身の心身の疲弊

自身の心身ともに疲弊する両親
  • まとまった睡眠がとれず、我が子を愛おしいと思えない瞬間がある。
  • ささいなことでイライラしてしまい、強い罪悪感を抱いてしまう。

乳児期の悩みに対して
気をつけること

Things to Keep in Mind Regarding Infant Care Concerns
桑野瑞恵 医師

赤ちゃんと一緒にいることを幸福に感じることができるお母さんが、赤ちゃんを幸福にできるんですよ。

「抱き癖」は気にせず、赤ちゃんの要求には全力で応えて大丈夫

抱き癖がついて泣く赤ちゃん
  • 乳児期の赤ちゃんにとって、甘えることはワガママではなく「生きるための本能」です。
  • 泣いたらすぐに抱っこしても、自立が遅れることは絶対にありません。
  • この時期に「100%受け止めてもらった」という満たされた経験があるからこそ、次のステップで安心して外の世界へ踏み出せるようになります。

親御さんの「完璧」よりも、まずは「休息」を最優先に

親御さんの休息の様子
  • 子育ては24時間365日の連続です。親御さんの心身の緊張は赤ちゃんにも伝わります。
  • どうしてもイライラするときは、赤ちゃんを安全な場所に寝かせ、数分間その場を離れて深呼吸をしても大丈夫です。
  • 「完璧な親」を目指す必要はありません。周囲の手を借り、休める時は一緒に休みましょう。

「不快」を「快」に変える循環が、自己肯定感の根っこになる

お母さんが我が子を愛おしく抱っこしている様子
  • 「お腹が空いて泣いた(不快) ⇒ おっぱいを貰えた(快)」というシンプルな繰り返しこそが、信頼感のベースになります。
  • 上手にお世話をすることよりも、「あなたの訴えをちゃんと聞いているよ」と目を見て声をかけてあげること自体に、何よりの価値があります。

クリニックからのメッセージ

A Message from the Clinic
桑野瑞恵 医師

泣くのは、両親を信頼しているサイン!!

赤ちゃんが泣くのは、親御さんを信頼して呼んでいるサインです。けれど、毎日向き合う親御さんの心と体が何より大切。

ひとりで抱え込まず、気になることや不安なことがあれば、いつでも当院のスタッフに気軽にご相談くださいね。一緒に見守っていきましょう。

発達段階別解説

Explanation by Developmental Stage
桑野瑞恵 医師

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